「最近、NVIDIA って、やたら目にするけど、何なの?」
「そもそも、これなんて読むの?」
実はそんな方が非常に多いようですね。
まず読み方は・・・「エヌビディア」です。
でもって、こちらがCEOのジェンスン・フアン👇

なんか見たことありますよね。
黒の革ジャンがトレードマークのこの人がNVIDIAの代表だったんです。
じゃあ、何の会社かというと・・・
簡単に言うと、半導体をつくっている会社。
中でも有名なのが「GPU」と呼ばれる半導体。
「Graphics Processing Unit」の略。
もともとはゲームの映像処理を高速化するために作ったそうです。
GPUの代表的な製品として「GeForce」というのがあります。
ゲームに詳しい人ならわかるようですね。
……
半導体ってボクらが直接使うもんじゃない。
だから、NVIDIAにピンとこないわけで。
Microsoft、Google、Meta、Amazon…
世界のトップ企業がNVIDIAのGPUを大量に使用してる。
そんな状態のなか――
NVIDIAの規模はというと
時価総額で世界一!!!
GAFAを抜いてるんですよね。
| 1位 | NVIDIA | 約3.0~3.5兆ドル |
| 2位 | Apple | 約3.2~3.5兆ドル |
| 3位 | Microsoft | 約3.0~3.37兆ドル |
| 4位 | 約2.0~2.2兆ドル | |
| 5位 | Amazon | 約1.9~2.1兆ドル |
コテツ時価総額とは、株式市場がその会社全体につけてる値段。
つまりNVIDIAは、世界で最も価値が高いと評価される企業なわけです。
計算は「株価×発行済株式数」
たとえば、
株価:1,000円
発行済株式:1億株
なら、
1,000円 × 1億株 = 1,000億円
では、NVIDIAがどうやって、ここまで成長したのか。
実は最初は――
3Dグラフィックスの会社だったんです
現在はAIイメージが強いNVIDIAですが、はじめからAIをねらってたわけじゃない。
そもそも創業は1993年で、Windows95が出るより前ですから。
① 1993年|3Dグラフィックス時代を予想
「これからコンピューターは、文字だけでなく 映像を扱う時代になる」
という未来に目をつけ創業。
3Dグラフィックス向け半導体の開発をスタート。
この当時からAIを意識してたわけじゃないんです。
② 1999年|ゲーム市場で一気に成長
1990年代後半になると、PCゲームの3D化が一気に進む。
そこでゲーム向け半導体「GeForce 256」を発売。
これをGPU(Graphics Processing Unit)と呼びました。
ここから「ゲーム用グラフィックスの会社」として急成長していきます。



CPUがいろいろな計算をこなす「万能型」だとすれば、
GPUは、単純な計算を、とんでもない数まとめて処理するのが得意。
ゲームでは大量のピクセルやポリゴンを同時に計算する必要があります。
だからGPUが必要だったわけです。
③ 2006年|GPUをゲーム以外にも使用
「GPUって、ゲーム以外にも使えるんじゃね?」
ってことで登場したのが CUDA(クーダ)
GPUを、科学計算や研究などにも使えるように。
さらにはスーパーコンピューターへと活躍の場を広げていきます。
④ 2012年|AIとつながる
画像認識コンテストで、AlexNetというAIが圧倒的な性能を示しました。
その学習に使われたのが、NVIDIAのGPUだったんです。
「AI学習とGPUって、メチャ相性いいじゃん」
ってことが業界に広まる
ゲームを高速化するために磨いてきた能力が、偶然にもAIにピッタリだった。
⑤ 2022年|ChatGPTで需要爆発
NVIDIAはAIが伸びると判断すると、AI向けGPU、CUDA、AI用ライブラリ、データセンター向けシステムなどを次々と強化。
単なる「高性能な半導体の会社」から「AI開発の環境そのものを提供する会社」へ進化。
そして2022年末、ChatGPTが登場。
生成AIブームが一気に始まる。
OpenAI、Microsoft、Google、Meta、Amazon…。
世界中のトップ企業が、
「もっとAIを動かすための計算能力が必要だ」
という状況に。
すでにAI向けGPUとCUDAという基盤を持っていたNVIDIAは、圧倒的な強さを発揮します。
⑥ 2026年|AIインフラを支える会社へ
現在のNVIDIAは、もはやGPUだけの会社ではありません。
ソフトウェア、ネットワーク、AIサーバー、etc…
AIを動かすための環境そのものを提供する会社となりました。
2024年には、ついに時価総額で世界1位を記録。
……
NVIDIAは、AIブームを予見していたわけじゃない。
でも、AIブームが来てから参入したわけでもない。
自分たちが得意なGPUを突き詰め、その可能性を広げ続けた。
それがいつの間にか、世界中がNVIDIAを必要とする時代になっていた……。
う〜ん、まさに理想的な仕事の流れですね。
オマケ:孫さんの逸話がオモシロイ
ボクがNVIDIAを知るキッカケになったのが孫さんの話
「孫さんがNVIDIAに投資してメチャ儲けてる」
調べたところ、
ソフトバンクは2016年からNVIDIAに投資し、2019年に全株を売却。
この投資で 約3,068億円の利益 を出しています。
さらに、その後NVIDIA株を再び取得。
2025年には保有していた全株を 約58.3億ドルで売却。
この年、NVIDIA株で約3,391億円の投資利益 を計上しています。
どんだけ〜!!
いや〜言葉がありません。
凄すぎる💦
・
・
・
ところどっこい、そうじゃない!
「売ってなかったら、とんでもないことになってた」
ってことなんです。
NVIDIAの株価は爆上がり中!
そのまま持ち続けてたら、保有株の価値は 20兆円規模 と言われてます。
孫さん自身も、
「逃した魚は大きかった」
と発言してるそうですね。
でも、でも、この件にはもっとオモシロイことが隠れてたんです。
実は孫さん、NVIDIA株で儲けようとしてわけじゃなかった。
2016年に NVIDIA自体を買おうとしていた んです。
ChatGPTが登場する6年も前ですよ!
結局、買収は実現せず。
その後NVIDIA株を約5%保有することに。
ジェンスン・フアンの現在の保有率が3.58%だから、まぁスゴイ比率ですよね。
世間が「AIだ! AIだ!」と騒ぐ前から、孫さんはNVIDIAの可能性に気づいてたわけです。
ジェンスン・フアンもスゴイけど、孫さんも負けずにスゲー!










