オススメの商品をGoogleではなくChatGPTに探させる。
やったことある人も多いですよね。
むしろ、探し物は全部AIだよって人もいるのでは?
性能や金額比較までしてくれる。
なんなら自分向けの商品を選んでくれる。
メッチャ便利ですよね。
でも、その商品ってホントにあるの?
ChatGPTが存在しない商品をすすめてきたら?
実は「ありもしない商品をAIに選ばせる」
そんな実験をした人がいるんです。
アメリカのDeana Burkeさん。
「Morrowen(モロウェン)」という敏感肌向けのデオドラントブランドを作ったんです。
でも、言った通りホントはそんな商品ありません。
あるのはWebサイトだけ。
こちらが実際のサイト 👉 MORROWEN
架空商品だけど、かなり立派なサイトです
このサイトを1時間で作ったと言うから、おったまげ!
いやいや早すぎるだろ!?
……
で、このサイトを公開してから
約3週間後、ついにChatGPTがオススメにあげた!
「重曹で肌が荒れる人向けの自然派デオドラントは?」
といった質問に対し、Morrowenを提示してきた。
質問によっては、実在する商品より先に紹介されることも。
ただし、どんな質問でもMorrowenが出てきたわけではない。
一般的なデオドラントの質問では出てこなかった。
また、ClaudeやGeminiでもあがってこなかった。
だからといって、
ChatGPTが騙されやすい、って話ではない
実は似たような実験をしてるところが他にもあって
なかでもオモシロイのが、SEOツール会社のSE Ranking。
ここも架空のブランドを作り、
ChatGPT、Gemini、Perplexity、Google AI Mode、Google AI Overviewsで実験。
結果、5つすべてのAIが架空ブランドを認識しました。
ただし!
「おすすめの商品は?」
みたいな一般的な質問で、バンバンあがったわけじゃない。
架空のブランド名を含む検索だったようです。
なお、残念ながらSE RankingがつくったブランドやサイトのURLは公開されてないんです。
……
両者を比較すると
Deana Burkeは、検索ワード次第でChatGPTのオススメにさせた
SE Rankingは、ブランド名を複数のAIに認識させた。
Google検索 VS AI検索
Googleで「敏感肌、デオドラント、おすすめ」と検索する。
すると、いろんなサイトが並ぶ。
その中から比較して、どの商品を買うか決めるのは自分。
一方AIなら「敏感肌なんだけど、何がオススメ?」と聞けば、
「あなたにはこれがオススメです」と答える。
つまり、
「自分で探して選ぶ」から「AIに選んでもらう」へ。
Google検索でも「AIによる概要」って出てくるようになった。
そう考えると、これから企業やHP制作会社が考えるべきは
AIに選ばれること!
「どうすれば検索で上位に表示されるか?」
「どうすれば人に選んでもらえるか?」
だけじゃなく、
「どうすればAIに選んでもらえるか?」
これも考えなきゃいけない時代になってきた。
そのうち、
「SEO対策してます!」
ではなく、
「AI対策してます!」
が当たり前になるかもね。
……
ただ、ちょっと怖いのは
「どうしたらAIからの評価を上げられるんだろう?」
とDeana BurkeさんやSE Rankingのように、AIに選ばれる方法を実験する企業がどんどん現れること。
AIに評価してもらうためにつくられた過剰な情報や、架空の情報がネット上に増えるかもしれない。
そうなると、AI回答の信頼性が下がっていく。
結局、それで困るのってAIを使う人間なんだよね。
最後に
HP制作を仕事にしてる立場として思うのは
「認知度がなくたって、やり方次第でAI回答に出てくるってことか」
これは、やる気にもなるし、プレッシャーにもなるな。
4:6でプレッシャーが勝つかな(笑)


